私の育毛体験記(35歳‐36歳)

「私の育毛体験記（30代前半）」の続きです。

35歳～36歳の約1年間に育毛剤「ブブカ」を試したところ、1年間の前半は何も変わりませんでしたが、後半はなんと悪化し始めます。

悪化した理由は、おそらく頭皮に負担がかかったのだろうと思い、販売元のサポートセンターに電話で聞いてみたところ、まれにそういう方はいるとの回答でした。

私はもともと頭皮に限らず、手足に湿疹ができやすく、皮膚は弱い方です。そのためアルコール未使用と謳いながらも、育毛剤は育毛剤のため、なんらかの作用で頭皮にダメージを与えたのだと解しました。

悪化し始めたため、すぐに育毛剤「ブブカ」を解約。さて、そこからが問題です。もう育毛剤が使用できないとしたら、薄毛の進行に何で対抗したらいいのでしょうか？　私の情報収集は加速します。

するとバナナの皮に含まれる物質に、フィナステリドと同等の作用があるとの記事（論文）を見かけます。ところであなたは「フィナステリド」をご存じでしょうか？　薄毛や育毛、発毛に関心をお持ちでしたらほとんどの方がご存じの知識です。

簡単に申し上げると、薄毛の進行を食い止める薬物です。このフィナステリドを製品化したものが「プロペシア」です。薄毛の進行のメカニズムやフィナステリドがどのように薄毛の進行を食い止めるのかについては、ここでは割愛しますが、バナナの皮に含まれるフィトステロール（シクロユーカレノン）という物質がフィナステリドと同等の役割を果たす（かもしれない）と記事には書かれていたのです。

その記事や論文の信憑性は私にはわかりません。しかし藁をもすがる気持ちですから、試さない選択は私にはありません。なんとかしてそのフィトステロール（シクロユーカレノン）を摂取したい、その一心でいろいろ検索すると、なんとそれがサプリメントとして販売されていることがわかりました。商品名は「モサイン」。販売元は東証一部上場企業「北の達人コーポレーション」です。

そうです。「北の達人コーポレーション」もフィトステロール（シクロユーカレノン）に着目したのです。ちなみにフィナステリドに代替する自然物質として、それまで「ノコギリヤシ」が一般的でした。私も「ノコギリヤシ」のサプリメントは以前から飲んでいましたが、まったく効きません。ネットの情報でも、信憑性を疑問視する声が多数あり、そのときの私は「ノコギリヤシ」を遡上に上げませんでした。

では「北の達人コーポレーション」が販売するサプリメント「モサイン」はどうだったのか？　続きは以降にお送りします。が、その前に次回は薄毛の進行のメカニズムをお届けします。周知の知識ですが、そのメカニズムを踏まえることで、バナナの皮に含まれるフィトステロール（シクロユーカレノン）の働きが理解しやすくなりますので、どうぞお付き合いください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

参考画像

※「私物」です