私の育毛体験記

「私の育毛体験記」は文字通り私の実体験をつづるものです。正真正銘本物です。薄毛から約6か月で復活、約1年で増量を遂げたストーリーを写真付きで公開します。

「薄毛」と高脂肪食

本日は、「薄毛と高脂肪食」についてです。結論、「脂っこい食生活は、薄毛を誘引する」ということです。

 

2021年6月24日に、東京医科歯科大学東京大学などの研究チームが脂肪分が多いエサを食べて太ったマウスの実験で、薄毛・脱毛を促進するメカニズムを解明したと発表しました。

 

東京医科歯科大学の西村栄美教授らの研究チームは、若いマウスや成長して大人になった加齢マウスに高脂肪食を与え、生活習慣が毛髪にどんな影響を与えるかを検証。結果、加齢マウスは高脂肪食を1ヵ月間食べ続けると抜け毛が再生しにくくなって毛が薄くなり、若いマウスも高脂肪食を数か月間続けると薄毛になったといいます。

 

3ヵ月以上にわたって高脂肪食を摂取したマウスはどうなったか?

 

毛髪の元となる毛包幹細胞の中に脂質が溜まり、表皮や脂腺に変化。その結果、毛包という毛根を包む組織が委縮するため、毛が細くなったり生えなくなったりする脱毛症の症状が現れることが明らかになりました。

 

西村栄美教授は言います。

「幹細胞が残っている毛包では改善の余地がありますが、幹細胞がなくなって毛包自体が小さくなりすぎていたり消失してしまっていると戻れません。」

 

つまり、脂っこい食事を摂り続け、徐々に毛根が萎縮し、最終的には肝細胞がなくなってしまえば、それから食生活を改善しても、もしくは何かの治療を施しても、元には戻れる余地はないということです。一般的に言われるAGA治療も毛根が死滅すれば、効果はないと言われます。それほど早期発見・早期治療が大事な分野ということです。

 

ちなみに記事ではさらに加齢メタボリック症候群による脱毛メカニズムについても触れています。2016年の研究報告で加齢と脱毛は因果関係があることが発表され、メタボリック症候群は男性型脱毛症のリスクが高めることが疫学的な調査から知られているとのこと。

 

徐々に歳を取れば、傾向として脱毛は促進され。高脂肪食による肥満やメタボリック症候群になっても脱毛は促進されるという状態。高脂肪食が肥満やメタボリック症候群につながる要因は遺伝的な差異はありますが、いずれにしても高脂肪食が薄毛を誘発することはほぼ間違いないでしょう。西村栄美教授は言われます。

 

マウスとヒトの毛包は毛の生えるしくみや疾患などよく類似しており、ほぼ同じであると考えています。若いときから幹細胞がなくならないようにバランスの良い食生活が必要です。」

 

今回の実験はあくまでマウスを使ったものですが、ヒトにあててもおそらく同等の結果と見てよいでしょう。さすれば、高脂肪食は毛包幹細胞を徐々に縮小させ、最終的には消失に追いやるやっかいな習慣です。私たちはなんだかんだいっても習慣の生き物、脂っこい食事が好きな人はずっと取り続けます。薄毛が気になる人は、早いうちから抜本的な見直しが必要で、そのためには薄毛予防だけでなく、臓器の老化や肥満予防、皮膚疾患予防も付け加え、全力で取りかかることが最善です。

 

実は私も脂っこい食事が好きな者です。そして冒頭で申したように、現在はAGA治療と自前の頭皮ケアで、なんとか薄毛を脱しています。しかし今後、40代・50代と生きるうえで、高脂肪食は徐々にそれらを蝕むと予想できます。それを見越し、私も今から抜本的改革を食生活に行う必要があり、ぜひ頑張りたい所存です。

 

「薄毛」と高脂肪食

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

www.fnn.jp